アイヌみんぱくフェアin円山ZOO その①

毛玉さんへ。とりあえず書いた分を復活させまーす。

10月11日(祝・月)。

某エヌエッチケーでは生物多様性特別番組を流していたその日、私は朝から聖地円山ZOOへ。

この日は午後からアイヌみんぱくフェアin円山ZOOが催されていました。

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ちなみに「みんぱく」は 民族博物館の略みたい。

北海道には各地にアイヌ民族の博物館や資料館などがありますが、講演、ユネスコ無形文化遺産に登録されたアイヌ古式舞踊やムックリ、トンコリの演奏を堪能できました。

アイヌ民族博物館といえば、ポロトコタン。

「ポロトコタン」とは ポロ→大きい、ト→湖の、コタン→集落 の意味。

野外博物館で、チセ(藁葺きの家)が並ぶ湖畔の美しい施設です。

さてアイヌみんぱくin円山ZOOの会場となった動物科学館は、意外にもお子様の参加も多く、アイヌの自然観をお話された村木美幸副館長は、ターゲットをどこにしぼって講話を進めるか迷われた様子。

結果、お子様にもわかりやすい内容になっていたと思います。

村木副館長、すごく親しみやすいキャラクターでした。

動物の専門家ではないので、今日はまず北海道の先住民族であったアイヌの基本的な事柄をお話したい

とおっしゃり、

うしろのほうには動物の・・・

と続けられた際に、会場のほぼ全員が後方を振り返ったのですね。

すると

あらー!ごめんなさいね、うしろのほうってお話の最後のほうって意味で みんな振り返ってどうしようかと思っちゃいました!

ですって。

これで一気にその場の雰囲気が柔らかになりましたよ。


いわゆる私たちがイメージするアイヌ文化というのは、日本文化でいうならば江戸時代くらいの時期のものを言うのだそうです。

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アイヌ民族と聞いてまず思い浮かべるイメージは、川で鮭を獲ってる、山でシカを獲ってる、アイヌ文様服を着ている・・・などですよね。

村木さんの問いかけに、利発そうな男の子が答えていた内容です。

いわゆる狩猟・採集民というイメージですが、なんといまだにアイヌ民族がこのような生活をしていると思っている方々がいるそうな!!!!

にわかには信じがたい事実です。

いまだに日本人がちょんまげに刀で生活していると思っている欧米人その他外国人がいるのと同じような感覚なんでしょうね。

そういえば、大昔に1ヶ月ほどボストンに滞在していた際に、公園のベンチで話しかけられたどこだかの国のヒトに

Japan?そんな国知らない どこにあるの?

と真顔で言われたことがあります。


カーボベルデ?そんな国知らない どこにあるの?

と言うのと同じでしょうね。


ああ、すぐこうやって脱線してしまいます・・・話を戻しましょう。


村木さんの

川で鮭を獲る・・・今、川で鮭を獲ったら、密漁でつかまってしまいます・・・

の言葉に笑いが。

博物館が伝え広めているアイヌ文化は、アイヌの方たちにとっても昔むかしの時代の伝統的なものなのです。

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さて現在では民族名称にもなっている「アイヌ」は先に書いたとおり「人間・ヒト」という意味です。

神をさす「カムイ」に対峙する言葉ですが、同時に女性から見て「男性」という意味もあります。

ところで、皆様、民族ってなんだかご存知?


村木さんが学校の先生たちの前で講演なさった際、

先生は何民族ですか

との問いに、

うーん、僕はモンゴロイドかなあ 

と答えたそうです。

・・・それは人種です。



民族はわかりやすくこう説明されていました。

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その②につづく。



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