一喜一憂

ヨウムちゃんの鳥結核検査陽性が出てからというもの、その晩は泣き明かし、翌日からは必死の情報集めとなりました。

まず「鳥結核」という名前はいかにも恐ろしさを強調しすぎているような気がするので、

「抗酸菌」というどこにでもある菌に過ぎないことを思いながら、今後についてを検討していくことにしました。

書店で、免疫学や結核菌などの医学書を立ち読みしたり、インターネットで検索をかけ、場合によっては海外の検査機関の英文もなんとか読んでみました。

また、ひとつ前の日記でご紹介したSさんの情報を交えて、以下に書かせていただきます。

※※ここに転載されている内容の数箇所は、あくまでもSさんが主治医の先生とお話をされ、理解された範囲での情報だということをご理解ください※※



前回の検査で判明したことは、

何十種類もある「抗酸菌」のうちのどれかが出ていますよ、というもの。



「鳥結核症」の病原菌となるのはその「抗酸菌」のひとつである

Mycobacterium avium(マイコバクテリウム・アビウム)
というもの。


「抗酸菌」はおおまかに分けると

1 結核菌

2 らい菌

3 非結核性抗酸菌(非定型抗酸菌)

となり、Mycobacterium avium(マイコバクテリウム・アビウム)は

「3 非結核性抗酸菌(非定型抗酸菌)」 に属する菌となります。

さて、鳥結核の原因の菌「マイコバクテリウム・アビウム」を含む非結核性抗酸菌というのはどんなものなのでしょう。

免疫不全(エイズ)の人などにも感染すると報告がある非結核性抗酸菌症ですが、菌は、土壌、河川水、海水、塵埃にも含まれる、自然環境に広く存在する「常在菌」で、結核菌に比べ、感染力も毒性も弱く人から人への感染はありません
よって、伝染病ではないということになります。

動物が直接人の感染源であることを示した報告はまだありません。

したがって、人は「環境中に存在する菌に日和見的に感染するもの」と考えられています。

前の日記にも書きましたが、ヒトが感染するのと、鳥が感染するのでは菌の種類が違うということも含め、ヨウムちゃんをお迎えしても、私たち夫婦が感染する確立は極めて低く、
仮に感染したとしてもヨウムちゃんから感染したということは考えにくいとされていることから、
この問題はとりあえずクリア、ということで判断しました。


ヨウムちゃんは、私たちが検査代を支払うという条件で、再検査に出してもらうことになりました。
1週間分を集めた糞の提出、採血を行う予定です。

実は先日、お店の奥に下げられたヨウムちゃんに夫と会いに行った際、ヨウムちゃんを触らせてもらいました。

ケージから出てきたヨウムちゃんは用心しながらも私や夫の腕に乗ってきました。

布でくるまれて、ひっくり返されても暴れることなく、爪きりも大変ではないとのこと。

なにより、くちばしの前に指を出しても、

「・・・嫌」というように、甘噛みする程度。ケージ越しで怖かった時には強く噛んでしまうこともあったようですが、表に出ている時に流血するような強い噛まれ方をされた人はいないということです。

これならば、たとえ再検査で陽性が出ても、免疫低下に気をつけて発症さえさせなければ、そしてひのまるとの接触は一切させず、検疫に気をつければ、やはりお迎えしたほうがヨウムちゃんにとっては幸せなんじゃないだろうか、夫とふたり、そういう気持ちになりました。


ここからは、まったくもって私たち夫婦の勝手な考えなので、読み捨てていただければと思うのですが、

ヒトの結核菌だって感染した90%のヒトが発症せずに一生を終える。

だったら、その結核菌よりも弱い、どこにでもある菌の感染なんて、実はわかっていないだけで保菌固体はレアなケースではないかもしれない。

ストレスのない、免疫を高める栄養たっぷりの食餌、退屈しないおもちゃ・・・そんな環境で飼育していたら、一生、発症しないかもしれない。

逆に、このことがわかったからこそ、普通の鳥を迎えるよりもいろいろと気をつけることもできるじゃないか・・・

検疫はもちろんするけれど、免疫が低下していない健康な固体には感染しないというし、これからますますひのまるの健康にも気をつけよう、という意識にもなった。


夫は、再検査の結果が出る前でも、オーダーしていたアクリルケースが届いたらできるだけ早くお迎えしてあげてもいいんじゃないか、と言っています。

私も、そういうつもりでいます。

ただ少しまだ気になることが残っているので、それを確認してからにしたいと思っています。

というのは、前回の検査が確定診断ではないから・・・という私の申し出に、

先生は「採血はわき下をアルコール消毒し、滅菌したケースにいれてのことなので、浮遊している菌が入ることはまずないと思いますので、再検査をしても陽性だと思います」と仰るのです。

普通、抗酸菌というのは、糞から排菌されるのに、血液から出たということはどういうことなんだろう。

糞も血液もいっしょくたに混ぜての検査、ということなんだろうか。

血液に顕著に異常を示す値がいくつも出ていたとすれば、それはもう「抗酸菌症が発症している」ことになるけれど、先生は「発症はしていません」とおっしゃっていたはず・・・。

それから、同じ機関に検査に出されたSさんは

血液、2週間分の糞(14日分を別容器に分けて)、スワブ、そのう液を提出ということだったのに、

ヨウムちゃんの再検査で検査機関が指示してきたのは「1週間分の糞と血液」とのこと。

なぜ・・・。

スワブや、そのう液は採取しません、と言われてしまってはもう私としてはおまかせするしかないんだけれども、糞が7日分というのも気になります。

というのは、

抗酸菌症は、必ずしも糞の中に菌を毎日排出するわkではなく、作った病巣の部位や大きさによって、糞に排出する量や、頻度が変わるとのこと。
毎日排出する子もいれば、10日置きの子もいれば、2週間程度の周期で排出する子もいて、
その排出周期を知ることが、今後の治療で必要になる

現在治療中のSさんが通われている豪徳寺先生の説明だそうです。


確認したいことがありすぎて、でも先生もご多忙でいらっしゃるだろうからあんまりこちらからいろいろとでしゃばるのも良くないし・・・と思いますがやはり聞いてみたいと思います。

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