オバアのこと

こんにちは。

トモダチが殆どいない上に、数少ないトモダチにすら必ず
「初めて会った時、あなたとは仲良くなれないな、と思った」と言われる御所車乱子です。

昨年3月、オバアがおっぱいにできたワルモノ退治のため手術をしました。

当時93歳だった上に心臓のご機嫌が良くないため、局部麻酔でも危険が伴うと言われていたオバアでしたが、
当人はピンピンして戻ってきました。

そして今年の4月7日に94歳になったオバアは、またワルモノに住み着かれ、左のおっぱいとサヨナラすることになりました。

今度は全身麻酔ということで、さすがに家族一同、顔が曇ります。

しかし大正10年生まれ、戦争やら大病やらを乗り越えてきた女は違いました。

「早く取るもの取っちゃって、すっきりしたいね!」と言うのです。

手術前に何度かお見舞いに行きましたが、トイレに一人でスタスタと歩いて行く姿を見て、なんだか私も
これは大丈夫だな、と根拠のない自信が湧いていました。

そして昨日の朝、ふと腕時計を見ると、時計の針が止まっていたのです。

あ、オバアの心臓の代わりに、この時計が止まったんだな、と後から思えば物凄いポジティブ思考でしたが、
そういうところが血筋というものでしょうか。

術場に向かう中、看護師さんからの「緊張していますか」という問いかけに

「いや、たいしたことないね」と言い切ってオバアは手を振って出発しました。

そして。

オバアはふたたび帰還しました。

手術後は念のためICUに入りましたが、面会した際には意識もはっきりとしており、今日の午前中には元の病室に戻り起き上がってなにやらメモしていたそうです。

御所車 乱子18歳、ほんとにやめよか18歳。






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