別の、向こう側〜その1〜

痛みの向こう側へは行けなかったあの日からもう1年が経過していたのですね。

チャリティー100キロウォーク大会。

御所車乱子、昨年は48.7キロ地点で力尽きました。

午前4時起床。

一事が万事後手後手な私は用意にもたつき睡眠時間約3時間。

眠りの国の民、よも嫁は眠さで切り傷みたいな目ではありましたが車を出してくれました。

6時過ぎにはスタート地点滝川ふれあいの里に到着。

受付でふと見上げればそこには知ったお顔。

昨年私たちが第2チェックポイント(40キロ地点)で泣き言三昧だった折に、あのトシちゃんに声をかけてくれた陽気なサポーターの方(以下ロクオンジ)でした。

ゆきゆきも私もロクオンジも、それはそれはハイテンションで再会を喜び合います。

昨年とは何かが違う私たち。

そう、もうテーピングなんかしないのです。

素足で勝負、素顔で勝負。

相変わらず恰好だけは一丁前な私たちはストレッチなどして開会式を待ちます。

我らが師、さつえい係さんから、まだおふろはいってるひといるー とか まだ髪かわかないー などと驚愕のメールが届いた上に

今年初参加である仲間の3人が先に到着の模様故ゼッケンその他を渡すべし との命令が。

840人の参加者の中から 小太り カーキ やる気まんまん のキーワードをたよりにお三方を探します。

小太りカーキその他2名を数分で見つけ、声をかけます。

どうしてわかったんですか!!!!

という興奮気味の声に とても 

小太りでカーキまみれだからです とは言い辛く

ひひひ

と気持ち悪く微笑むことしかできませんでした。

ほどなくしてさつえい係さんとも昨年同様なぜか爆笑しながらの再会を果たせました。

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開会式が始まると、なんとそこにはニコニコのカメラをぶらさげたトシちゃんが。

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駆け寄るふたり。

笑顔のトシちゃん。今年はサポーターとしての参加とのこと。

第7ポイント(79.5キロ地点)にいるから 会いにきてよ

とさわやかに。

うなずけない、二人。

もっと手前で待っていてください

とボソボソつぶやくのがやっとです。

ロクオンジがやってきて、携帯番号を交換しあいました。

後にこの行為が乱子の運命を狂わせることになったのです。

スタートの合図を待つ中、テレビマンと目なんて合わせるから、ゆきゆきがインタビュウを受けていました。

私は見逃したのですが、7月1日にしっかりと電波に乗っかったようですよ。

こちらは昨年あった目鼻がなぜか今年はなくなっている雪だるまたちがお見送り。

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トシちゃんとロクオンジがハイタッチで送り出してくれます。

やはり、心がざわざわしました。

昨年は堂々と食べてばかりだったゆきゆきも、今年はちょっと違います。

私に見つからないようにこっそり食べるのです。

朝の車の中でおにぎり2個をひっそりと完食。

にも関わらず、スタートして間もないというのにラーメンの看板が出てくるたびに

ラーメン ラーメン ああラーメン

とつぶやくのです。

もちろん心を鬼にして無視します。

しばらく歩くうち、ラーメンって言わなくなったな、と思いきや、私の後方を歩いているのをいいことにまたこっそりと、今度はソイジョイをほおばっているのです。

やがて見えてきたコンビニで休憩の際には、カップラーメンをすすっていました。

この時初めて朝食にと買ったおにぎりを食べていた私は

きっと、この差がおっぱいの差、と納得しました。

さつえい係りさんから 居間的バス停 とメールがきたこの場所、昨年土砂降りで濡れた靴下を取り換えたあそこでした。

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雨が降っていないというだけで、こんなにも心持が違うものでしょうか。

私、雨ってけっこう好き! 私も!

などと言っていたその舌の根が十分に乾ききった約1年後のこの日、

私、陽の光って好き! 私も!

とハイテンションなO型2人。

だって、今日は今日だから。

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ちなみにさつえい係りさんの旦那様から ミドリのうんこ と言われた乱子の勝負服ですが、

とぐろを巻いているヘビです。

そのヘビに巻かれた3人のあんよが飛び出ているというセクシーなイラストなんです。

それをミドリのうんことは無礼千万失礼極まりありません。

いつかの機会に両手をついて謝っていただきましょうな!

さて、まだまだ元気な私たちはナイトサパー演歌貴族を横目に見ながら赤平駅を通過したところで

ソフトクリーム、あります という魅惑の貼り紙を発見。

何かにひっぱられるように入ったその店内に流れる北の国からのテーマソングも泣かせるじゃあ、ありませんか。

どうしてだかおでかけするとソフトクリームを食べずにはいられない私はこの素敵なお菓子屋さんのコーンが、
あの昔ながらの安っぽい、金魚すくいの最中みたいなものだということを確認しえたところで一目散に注文。

今はやりのワッフルコーンだかなんだかの、あのかたくて分厚いのは、いやなのです。

安っぽいコーンでうれしい!

と褒めているんだかけなしているんだかわからない歓声を上げながら、青空の下ほおばるソフトクリームは
さらっとした触感が最高でありました。

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〜つづく〜
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